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何が悪いのか

糖尿病とは細胞が糖をうまく取り込めないことにより放置すると死亡する疾患です。糖から発生する活性酸素により血管がボロボロになり、末しょう神経障害や腎症、網膜症などの合併症を起こします。糖尿病の最大のリスクファクターは加齢ですが、それ以外にも生活習慣がかなり関与しています。糖尿病とはインスリンの分泌が低下している、あるいは抵抗性が生じていることがほとんどです。インスリンは糖を取ると血糖値の急激な上昇を抑えるために分泌されます。よって急激な血糖値上昇を抑えるための薬やインスリンの分泌量を増やす、または抵抗性を抑える薬、インスリンの効果を持続させるものもあります。最近では使われなかった糖が血液に残っているといけないので、無理やり排泄する薬も使われ始めています。

食事に気を付ける

食事から取る糖の大半は砂糖あるいは炭水化物由来のものです。よって病院ではよくご飯の量を減らしなさいと指導されることがあります。しかしこれでは塩分の取りすぎやカロリー不足に陥る場合もあります。よって最近では食事の順番に気を付けることを指導しています。いきなり炭水化物ではなく食物繊維から食べることにより糖の吸収を抑え糖尿病予防になると言われています。また食後の運動も大切です。インスリンが細胞内に取り込まれるためには受容体が必要です。しかし普通の時はこの受容体が細胞の中にいるため作用できません。膜表面にこの受容体を動かすためにはインスリンあるいは運動による刺激は必要となります。よって糖尿病患者では食後の運動がおすすめです。